火災保険料を節約しよう!保険金額を見直して見積比較しよう

保険料を節約するコツ

火災保険は保険料を節約するコツがあります。補償範囲と保険料が連動するとは限らないので、幅広い補償をカバーしながら保険料を節約するようにしましょう。
免責の設定で保険料を節約しようとする方がいますが、免責の有無で変わる保険料の差額は意外なほど少ないケースが多いです。
保険金の設定金額や保険会社選びで賢く節約するテクニックを参考にしてください。

 

 

見積比較が重要

見積比較のイメージ

火災保険料は各保険会社ごとに、地域・構造・補償項目に応じた独自の料率を設定しています。
そのため物件ごとに最安になる保険会社が変わってくるので、保険料を節約したいなら複数社の見積を比較するようにしてください。
一括見積サービスの活用が便利ですよ。昨今は複数の保険会社が幅広い保険会社を扱い、同じ窓口から複数の保険会社を比較できるサービスが人気を集めています。

 

 

代理店型の方が安いことも

自動車保険は全般的に代理店型より通販型の方が安いですが、火災保険は複数の通販型保険と比較した結果、代理店型保険が最安値になるケースが多数あります。
安さよりも品質重視のイメージが強い老舗大手の損保会社を候補から外さず、代理店・通販型・共済系など幅広いジャンルの火災保険を比較するとよいでしょう。

 

 

もっとも重要なのは保険金額

火災保険料に与える影響がもっとも大きいのは建物の保険金額です。
新築時の建築価格など実費相当分にするのがセオリーですが、生活環境や家族構成が変わった場合は保険金額を低く設定しましょう。
たとえば新築時の価格で建物への保険金額2,500万円に設定していた場合、もし火事になったらローコスト住宅で再建築すればいいと妥協できるなら建物価格を1,500万円に下げて問題ありません。
建物価格2,500万円から1,500万円に減らせば保険料が30%以上安くなります。
新築時の建築価格が高い場合をはじめ、子供が自立して家の規模を縮小できる方や、築年数が古くてローコスト住宅でも新築になればアップデート感を得られる場合は、最低限の家を建て直せる金額に設定するとよいでしょう。

 

 

家財保険は100~300万円にする

家財保険は100~300万円に設定する方法が人気です。
火災保険では家財に対する保険金請求をするケースが多いので、少額でも家財保険を付けておくと役立ちます。
本来は年齢と家族の人数に応じて設定される金額にするのが望ましいですが、全焼にならない限りは満額請求する機会がありません
また、100~300万円程度の保険金がでれば、リサイクルショップを活用するなどして、最低限の家具・家電を揃えることができます。
万一の時に現在と同等の家財を揃えることに拘らないのであれば、年齢・人数に応じた目安よりも低く設定するとよいでしょう。

 

 

何度も見積を作り直そう

見積作成のイメージ

火災保険料を節約するコツは複数の保険会社を比較し、保険金額を最低限の内容に設定することが重要で、この2点を守るだけで大幅に保険料を安くできます。
その他の特約や免責の有無は、年間数百円程度しか変わらないことが多いです。
昨今はオンラインで何度も見積を作り直せる保険会社が増えているので、気になる部分は見積の設定を変えて実際にいくら変わるのか見ながら補償内容を決めましょう。
補償項目や免責などの細かい部分だけを妥協しても、保険会社や保険金額の設定に問題があると保険料を賢く節約できません。
補償内容だけではなく、保険会社と保険金額も変えて何度も見積比較をすれば、失敗するリスクを大幅に軽減できますよ!