月払いは年払いより支払い総額が高く、長期契約より保険料の単価が大きく変わります。

火災保険は月払いも可能

火災保険の支払い方法は主に次のものがあります。

 

  • 長期契約の一括払い
  • 長期契約の年払い
  • 1年契約の月払い

 

5年や10年など長期契約の一括払いで加入するのが一般的です。

 

加入したまではいいけど、数年後の更新の時期が来ると、長期一括は負担が大きいと感じる方もいるでしょう。
毎年払っている保険ではないので、更新時期を忘れて火災保険の支払いで生活の計算が狂ってしまうという方も多いでしょう。

 

火災保険の更新で保険料を安くしたい場合、まずは一括見積を取るなど、もっと安い保険会社がないか確認してみましょう。保険会社が決まったら、一括払いをやめて年払いにしたり月払いにすることを検討するとよいでしょう。

 

 

月払いをしている人は少ない

火災保険の月払い使用率は低い

支払い負担を一番少なくする方法は月払いですが、火災保険は利用している方が非常に少ないです。
火災保険の場合は5年や10年の長期契約が可能で、家に住み続ける以上、火災保険は入りっぱなしにするものです。
長期一括に比べると、1年契約にした時点で長期割がなくなり割高になります。

 

さらに月払いだと年払いに比べて支払い総額が高くなるので、長期契約と比べると保険料の単価が大きく変わってきます。最低限の補償内容であれば、戸建の場合でも年間1万円前後の保険料に収めることも可能です。

 

長期一括の保険料を見て払えないと感じた場合は、月払いよりも長期契約の年払いを先に検討するとよいでしょう。

 

 

 

一時的な資金難はとりあえず月払いにする

月払いに変えて負担を減らす

短期的な支払い負担をもっとも軽減したいのであれば、月払いはオススメの方法です。

 

とりあえず1年契約の月払いで火災保険に加入もしくは更新をして、再度1年後の更新時には長期契約での加入を検討しなおすとよいでしょう。

 

現在長期契約をしている人の場合は、更新時期を忘れて資金計画ができていないものですが、1年限定で月払いにしておけば、次回更新時までに長期契約できる資金を工面する余裕ができます。

 

ただし、賃貸の場合は2年更新が主流で火災保険も2年の一括払いを求められるケースが多いです。

 

賃貸であれば、補償内容を見直せば保険料も安いので、賃貸の契約内容を確認の上、最低限の補償内容に変更して見積もりを取ってみるとよいでしょう。